2020年12月18日

【備忘録】複数債務が存在する場合の充当指定のない一部弁済による消滅時効中断の対象

近藤和弘法律事務所です。

最高裁令和2年12月15日判決

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/896/089896_hanrei.pdf

A(貸主)とB(借主)との間に債務@,A,Bが存在する場合に,Bがどの債務に充当するかを指定せずに一部弁済を行った場合,特段の事情がない限り,全債務の消滅時効が中断する。なぜなら,どの債務に充当するかを指定することができたにもかかわらず,指定しなかったからである。

なお,当該弁済の充当関係については民法488条4項に従うことになる。
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posted by kondolaw at 00:00| 弁護士業務