2017年12月11日

所有権留保を破産管財人に対抗できるかの最高裁判例【最判平成29年12月7日】

近藤和弘法律事務所です。

車両の売買において,販売会社と購入者との間で,代金を割賦払いとする売買契約が締結されており,売買代金債務を担保するため,販売会社名義の所有権留保がなされています。そして,購入者の売買代金債務を保証会社が連帯保証する旨の契約がなされています。

このようなケースで,保証会社が販売会社に売買代金残債務を支払った後に購入者の破産手続開始決定がなされ,購入者の破産管財人が選任されました(車両の名義は販売会社のまま)。

保証会社は,破産管財人に対して,別除権を行使し,車両の引渡しを求めることができるかが争われた事案です。

最高裁は,民法の法定代位の規定に基づいて,保証会社の別除権を認めました。

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=87283

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2017年12月06日

NHK受信料についての最高裁判決

近藤和弘法律事務所です。
NHK受信料についての最高裁判決が出されました。

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=87281

結論としては,放送法の規定は合憲であり,受信契約の締結を拒否する者に対しては,NHKがその者に対して,受信契約の申込み承諾の意思表示を求める訴えを提起し,その訴えが認められた場合には,受信設備設置日以降(判決確定日ではないところがポイント)の受信料債権が発生します。そして,受信料債権の消滅時効の起算点は受信契約成立時(つまり判決確定日)です。
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2017年11月16日

事務所駐車スペースについて

近藤和弘法律事務所です。
当事務所の駐車スペースは,7番と,205のブロックが置いてあるスペース(駐輪場の横)です。それ以外の番号のスペースに駐車なさらないようにお願いします。
駐車スペースが分からない際には,お尋ねいただければ事務が説明,誘導致します。

今後とも,当事務所を宜しくお願いします。
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2017年11月15日

住宅紛争処理実務研修に参加しました

近藤和弘法律事務所です。

昨日,大阪で行なわれた住宅紛争処理実務研修に参加しました。
建築士,弁護士が集まり,鉄骨造(S造),鉄筋コンクリート造(RC造),鉄骨鉄筋コンクリート像(SRC造)の建物について,建築瑕疵が認められた事例等について学ぶと共に,それぞれの建物の基本構造についても学びました。
大変参考になる研修でした。今後の実務に生かしていきたいと思います。

ちなみに,会場となったプリーゼプラザの会議室は,大変先進的な構造(会議中は壁だった部分が,会議が終わると壁が収納され窓が現れる)でした。

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2017年10月06日

石綿(アスベスト)工場の元労働者等への賠償金が支払われます

近藤和弘法律事務所です。

平成26年10月の大阪泉南アスベスト訴訟最高裁判決により,国の損害賠償責任が認められたことに伴い,一定の要件を満たす場合には,国家賠償請求訴訟を提起することにより,国から賠償金が支払われます。
要件
1.昭和33年5月26日から昭和46年4月28日までの間に,局所排気装置を設置すべき石綿(アスベスト)工場(石綿紡織工場,石綿含有建材・製品の製造工場等)内において,石綿粉じんにばく露する作業に従事したこと
2.その結果,石綿による一定の健康被害(石綿肺,肺がん,中皮腫,びまん性胸膜肥厚等)を被ったこと
3.提訴の時期が損害賠償請求権の期間内であること

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000077322.pdf

関係あるのでは,と思われる方は,ご相談ください。
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