2015年08月25日

アイフル 事業再生ADRにより圧縮された借入金弁済完了

近藤和弘法律事務所です。

消費者金融のアイフルは事業再生ADRにより経営再建手続中でしたが,圧縮された借入金の弁済が完了したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00000132-jij-bus_all

アイフルは経営破綻の可能性を散々ちらつかせて過払い金の減額を迫ってきていましたが,客観的にも経営破綻のリスクはひとまずなさそうです(もちろん,確実なことは誰にも分かりませんが。)。

当事務所では,事務所開設時より,アイフルに対しては訴え提起し,元金及び過払い利息の満額を回収する方針で進めています。今後も,その方針に変わりはありません。
posted by kondolaw at 00:00| 債務整理

2013年03月26日

過払い返還、密約で減額 債務者が知らぬ間に 消費者金融と法律事務所(朝日新聞の記事より)

近藤和弘法律事務所です。

こんな記事がありました。
過払い返還、密約で減額 債務者が知らぬ間に 消費者金融と法律事務所

以下引用−
「消費者金融業者に払い過ぎた借金の利息を取り戻す「過払い金返還請求」をめぐり、業者が、請求を代行する法律事務所と手を結び、債務者の一部に不利益となる協定を秘密裏に交わす例があることがわかった。返還額を減らして手早く和解する内容で、業者のメリットは大きく、法律事務所も多くの依頼を処理できる。
−引用終わり

消費者金融,いわゆるサラ金と一部の法律事務所が過払い金返還の減額についての協定を結んでいるという実態が明らかにされています。

このような協定を結んでいる事務所に過払い金返還請求を依頼すれば,本来であれば利息制限法に基づく引き直し計算の結果算出された過払い金満額を回収できたはずが,5割などあり得ない金額しか回収できないことになってしまいます。

簡単に満額近い和解が可能であった数年前と異なり,最近は消費者金融も任意の交渉で満額の和解に応じることはほぼありませんし,訴え提起しても,業者によりますが,ありとあらゆる主張を展開してきます。
もちろん,そのような主張に個別具体的に反論してゆけばよいだけなのですが,大量の案件を迅速に処理することは難しい状況になっているのです。

そのため,過払い金返還請求を主力業務としている一部の事務所は,協定を結ぶことによって迅速な処理を可能にしているという実態があるのかもしれません。

問題なのは,そのような協定の存在を知らずに依頼した方が被る損失です。

「うちの事務所はこんな協定を結んでいますが,宜しいでしょうか。満額回収を目指す事務所もありますが。」という事前説明を受けた上でその事務所に依頼を決めたのであればともかく,そのような説明なしに依頼を決めた方が多数存在するとすれば,大きな問題です。

もちろん当事務所はそのような協定を結んでおりませんし,今後も結ぶことは決してありませんので,ご安心ください。
posted by kondolaw at 00:00| 債務整理

2012年09月12日

リボ払いを不動産担保貸付けに切替えた場合の取引の一連性

近藤和弘法律事務所です。

興味のない方は読み飛ばしてください。

リボ払いから、不動産担保貸付けに切替えた場合の取引の一連性が争われた事案で、最高裁判所は、原則として取引の一連性はないとの判断を下しました。

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120911131723.pdf

取引の一連性が認められれば多額の過払い金が発生している事案でも、取引の分断が認定されてしまうと、第一取引の過払い金が時効消滅してしまったり、借主側にとっては不利となります。
残念な判決です。

数年前までは普通に取引の一連性が認められていた事案でも、最近はかなり一連性の認定が厳しくなっています。

事務所ホームページ
http://www.kondolaw.com/
過払い金(債務整理•任意整理)相談室
http://www.kabarai.kondolaw.com/
交通事故相談室
http://www.kotujiko.kondolaw.com/
相続遺言相談室
http://www.sozoku.kondolaw.com/
posted by kondolaw at 00:00| 債務整理

2012年09月09日

破綻したクラヴィス、SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)に訴訟提起か

近藤和弘法律事務所です。
破綻した貸金業者クラヴィスの破産管財人が、SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)に対して、クラヴィスが旧プロミスに対して支払った金員の返還を求める訴えを起こす考えを示唆したようです。

http://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/120909/bsg1209091210002-s.htm

クラヴィスはプロミスに対して債権譲渡をしましたが、債権譲渡した債権が過払い状態で、プロミスが過払い金を支払った場合、クラヴィスに対して求償し、クラヴィスが求償金の支払いをしてきました。

クラヴィスの破産管財人は、この求償金の支払いが、破産法上の否認対象行為に当たるとして、SMBCコンシューマーファイナンスに対して返還を求めています。

返還を受けられれば、クラヴィスに対する債権者にとっては配当財源が増えるということで朗報ですが、SMBCコンシューマーファイナンスにとっては打撃となります。

貸金業者を取り巻く状況は刻々と変化しています。

先月は過払い金を回収できた業者が、破綻するということも十分あり得ます。

最近の過払い金返還請求には、時効の壁のみならず、貸金業者の倒産のリスクという壁もあります。
後者の壁に立ち向かうには、一刻も早く手続を進める以外に方法はありません。

迷っておられる方は、お急ぎください。


事務所ホームページ
http://www.kondolaw.com/
過払い金(債務整理•任意整理)相談室
http://www.kabarai.kondolaw.com/
交通事故相談室
http://www.kotujiko.kondolaw.com/
相続遺言相談室
http://www.sozoku.kondolaw.com/
posted by kondolaw at 00:00| 債務整理

2012年09月06日

債務整理を巡るトラブル

近藤和弘法律事務所です。

タイトルを見て、債権者(サラ金など)とのトラブルかと思われる方も多いと思いますが、実はそうではなく、依頼した弁護士とのトラブルのことです。

過払い金返還請求が盛況となり、依頼者と弁護士とのトラブルも増えてきているようです。

過払い金について、依頼者の承諾を得ることなく不当に低い金額で和解したり、不当に高額な報酬を取ったり、事件の進捗状況、和解金額などを報告しないことなどから、トラブルになるようです。

日弁連もこの事態を重く見て、「債務整理事件処理の規律を定める規程」を定め、平成23年4月より施行されました。
直接面談の原則や、債務が残る債権者については受任せず、過払い金が発生している債権者のみ受任する、いわゆる過払い金のつまみ食いの禁止、報酬の上限などが定められています。

最近はテレビCMや新聞広告、インターネット広告などを見て、遠方の事務所に債務整理を依頼する方も増えているように思います。
依頼しようとしている事務所が上記の規程を守っているか、また、過払い金が発生している場合、適当に和解したりせず、依頼者のために本気で回収してくれるかどうか、よく確認されることをお勧めします。

弁護士過疎がほぼ解消されたと言って良い現在、特別な事情のない限り、遠方の事務所に債務整理を依頼する必要はないでしょう。
posted by kondolaw at 00:00| 債務整理